2007年10月13日土曜日

高齢の追憶(79)・マリちゃん


今日は土曜日だ。
とうぜんお休み。
日曜日もお休み。
あたりまえだ。
気がつけば、4/1に飛来した飛翔の名人、ツバメが気持ちよく目の前を飛び交う時候になっていますなぁ。

二日目を迎えると生徒の顔が見え始める。いつまでも大人しくカマボコみたいに机にへばりついていないで、民族大移動をしなさいの号令のもと、あっちへ行ったりこっち来たりして、

「隣は何をする人ぞ」

を観察し始めた。これで講師の苦労もいくらか軽減されるというもので、あたしは特に遅れている数人にだけ目をかけていればいいという状態になった。

演習問題は31問あり、これを10日間で解決させる。大学の演習問題と違って、解けば解くほどにこちら側の世界に首を突っ込むようになる仕組みでござんす。

その中に狐狸庵先生もご存知の「マリちゃん電話」を仕込んである。これはTJ版と違い、第23問は非常に易しい仕様。第24問は改造指令になっていて、第23問をちょっとひねった内容。さらに第25問は英語版と日本語版を切り替えられるようにせよという改造指令になっている。

昨年はこのやり方で10名全員が解決出来たのだが、TJのときは出来なかった者が半数もいた。高度の問題をビシビシ解かせてもダメですな。解く手順を仕込むことにこそ意義があると痛感したね。

ちなみに、昨年の新人は100%千葉工大学卒。今年は埼玉工大と千葉工大が半々だが、粒が揃っているから全員が解決するだろう。

31問の演習を通して、身につけなければならないのはプログラミング力よりもアルゴリズム力のほう。
なのに、大学のC言語講座はなっていないらしくて、あたしの演習問題を解いている方が断然面白いと、生徒は熱中
しているよ。

演習問題は気の利いた挿絵入りで生徒を退屈させない。今回はマリちゃん挿絵を添付にてご紹介いたしましょう。

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