2007年10月31日水曜日

高齢の追憶(146)・撃退法

> そのツバメを一刀の本に切り落としたのは巌流
> 佐々木小次郎。

 燕返し。
 別名虎斬り。
 燕を殺したバチ中り。

> 日置流の弓取りもまだまだでござるな。

 おや、あたしの流派をご存知で?
 泣く子も黙る森戸師範のもとでしぼられましたい。
 その流れをくんで、昔の"ゆがけ"は四ツ口だった
 のに、最近の弓道部では流派が代わり、三ツ口に
 統一されてしまった。
 これは的中を追うもので、強弓などには向かない。
 的中より弓勢でんすよ!
 山なりでなく、一直線に飛んでいって「バシッ!」
 と中るのが弓道の醍醐味でんすがな。
 こうでなくちゃ、千本通しはできないねっ。

> それとも、老いたかや、

 老いた、老いた。
 誰がなんと言おうと老いた。
 だいいち、完全白化したじゃん。
 筆若先生はやっと50%のゴマ塩だんけどよ。

> 煙草の煙をのんびりと、日向ぼっことは。

 二時間に一回は縁に出て、目の前の物干し竿(ポー
 ルとか呼ぶやつ)にもたれてぷかぁ~り。

> カラスを無患子で撃墜すべし、

 気がついたときは既に遅しなのだな。
 もたもたしているうちに飛び去る。
 待ち構えていてもだめで、これは千載一遇のチャ
 ンスにまかせるしかない。

 か・く・り・つ。
 ら っ っ ば
 す き ち め
 の ん な 焼
   ぐ ご き
     ち 
     そ 
     う 
  ↑
 ※MSゴシックフォントにてお読みください。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

> ほんで、つるしておけば、他のカラスは寄ってこ
> ないのでは。

 東京都特許許可局。
 おお、みごと一発変換されたじゃん。
 昔のワープロはダメだったが、ちかごろのは素晴
 らしい。
 話を戻して、カラス対策は石原都政の十八番です。

> なるへそ。

 出来上がったのを見て唖然とした。
 ビニル紐で短冊をたくさんぶら下げているじゃご
 ざいませんか!
 風が吹くたびにふぅ~らふら。
 燕の方はというと、避けて横から巣に到達してい
 る。こんなことなら、金網吊るしたほうがずっと
 効果がある。

> 昔は家の中に巣を作っていたが、家の中に入れな
> くなったから、

 都会には、ルーフつきバス停というのがあるだろ
 う。その下に巣をかけたもんだから、雛が炎暑の
 熱でノビてしまったのをみた。当然お亡くなりに
 なりになってました。

> 畑に何か来ているやうだ、明日チェックしてみよ
> う。

 狸?
 鹿?
 糞チェック。

今回のご案内は自作製品宣伝のHP。
(ストーリー性を押し出してます)
プログラム作りの他に、こんなのにまで手を出した
んだ。
      ↓
http://www.1010kikaku.com/asawin3/

サンプルは小さな基板だが、通常はもっと大形の基板がターゲットで、800~1000チップを高密度で搭載するんだと言う。
完成基板はズシリと思いぞ。
これを見た他の友人が評して、

「MSwordやExcelのメニューよりりっぱだ!使え切
 れるのかな?」

と大袈裟に瞠目してくれた。
彼の文書には茨城方言が含まれていて、"つかえきる"や"えばらぎ"等、どんなに注意しても直らない。ちなみに、「江戸の井戸」は「えどのえど」としっかり摺り込まれちまっている。

「簡単なことなのに、不思議だなー?」

標準語に背を向けた学校の先生も悪いんだが、そんな問題より、地方弁でも素直に感動してくれたのが嬉しい。

戦友のプログラマ生命終結に合掌。

あたしゃー、70歳になるまでやりぬきますのら!
筆若先生も腕っこきのグラマでしたな?

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