2007年10月26日金曜日

高齢の追憶(138)・人間ドック

┌┐┌─┐┌┐┌─┐仙人雲で┌┐┌─┐┌┐┌─┐
└─┘└┘└─┘└┘幕が上る└─┘└┘└─┘└┘

卍≡=― 或る友人の報告 ―=≡卍

第二回目の人間ドック
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昨年5月に、はじめて人間ドック検診を受け、今回はそれに続く2回目です。
今回は、毎日20本のタバコ(Hope)が止められないので肺ガン(胸部ヘリカルCT)検査を受け、その判定結果が"B"とでた。"B"とは「軽度の異常が認められるが、日常生活には支障ない」ですが、どう対処すればいいのかわからん。

心配で訊ねると「要はほっといてもいい」ということらしい。ならば判定結果を"A"とすべきじゃないのかな?
"A"とは「異常なし」です。「異常はあるがほっとけ」とはまったく困った判定だ。

「異常があるからもっと検査をしろ」なら分るが「心配ならもっと検査をしろ」というのは理屈に合わない。なんか病院の金儲けのためにこんな判定をだすのだろうか?

それと昨年に引続き胃内視鏡検査も受けた。判定は昨年と同じですが、今回は「胃に炎症部分があるので細胞組織検査をします」とかいって、咥えている管を通して粘膜をちょん切られた。このことは管を咥える前に告知されていた。

「別料金になります」とも告げられていた。細胞検査の結果は「異常なし」だったが、これも前者同様の思惑があるように感じてしょうがない。結果を聞いて安心なのだが、検査の必要があるのかないのか素人にはわからん。
「先生のみ知る」だ!
みなさん、どう思いますか?

卍≡=― あだすの回答 ―=≡卍

「医は仁術」は遠くなりにけり。
「医は錬金術」とか、「胃は錬金術」になってきたのが現代の医術で、無理に病気(金のタネ)を探しまわる。換言すれば人の不安のタネを探し、それにつけこむ商売で、点数の高い手術に持ち込むテはよくあるね。

体感的に異常を感じなければ無理に検査をする必要はなく、検査の結果にもとづいて処置を施しても、寿命が100歳に延びるわけでもない。
「天寿」「天命」に従うのが利口でんす。
医者に払う金があるなら、自分の楽しみに使おうよ。

以下は天寿サンプル。
山内容堂 45歳(脳溢血)←酒の呑みすぎ
山岡鉄舟 52歳(胃癌) ←端坐したまま絶命
陸奥宗光 53歳(肺結核)←竜馬の人使いが荒かった?
豊臣秀吉 61歳(脳梅毒)←狒爺の末期(奥方も同じ?)
松平春嶽 62歳(-)  ←四賢侯のひとりだった
宮本武蔵 62歳(-)  ←スポーツのし過ぎ?
千葉周作 63歳(-)  ←スポーツのし過ぎ?
徳川吉宗 67歳(-)  ←身長六尺はここまで?
徳川家康 73歳(胃癌か梅毒)←側室の誰だろう?
徳川光圀 73歳(食道癌)←変わった物の食べ過ぎ
勝 海舟 76歳(脳溢血)←これも酒好き
一橋慶喜 76歳(肺炎) ←偏食?

┌┐┌─┐┌┐┌─┐仙人雲で┌┐┌─┐┌┐┌─┐
└─┘└┘└─┘└┘幕が下る└─┘└┘└─┘└┘

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