高齢の追憶（76）･奇縁

> ○根沢○子の亭主は、○本君といって私の部下だ
> った…というより飯○の部下だった。

　おーお、その飯○くんは若○英○ともどもあたし
　の部下だった。
　なんという奇縁！
　こんな関係かな…複雑怪奇。

　　　　┌○根沢―――――――――┐
　○西―┤　　┌[山○修]（BS）　　├○生(ユイ)
　　　　└岡○┼[若○]（BS）　　　│ちゃん2980g
　　　…………┴[飯○]┐（BS）　　│
　　　　　　　　　　　├―○本崇○┘
　　　……………―竹○┘

　狐狸先生も一時は(BS)やっていたと思うんですが､
　衛星本体を太陽の直径内へ誘導したのは誰でした
　っけ？
　尤も、今様のゲーム感覚とは違い、溶けずに脱出
　できましたけどね。
　姿勢制御用の燃料が一週間も持たなかった等、あ
　のときの制御はメチャクチャでしたな。
　結局、銀座センターにあたしが呼び出され、何と
　かバグを正せと無理難題を吹っかけられたもんだ｡

　○本クンは、一週間カレーライスでもいいという
　手間要らずのダーリンなんだってね。
　独身でいたら栄養偏ってぶっ倒れるところを、料
　理上手の○根沢に救われたようなものだ。
　世の中、上手く出来ていると思う。

> 彼の実家は、世界遺産の釧路湿原のどまんなかだ
> そうだ。

　うん、彼女を連れて実家に戻ったとき、ここから
　北海産の昆布を送ってもらった。
　高級品だったね。
　息子（これがまた戌）とは既に顔見知りでござん
　す。
　当方の息子はＸ線方面の技術営業で、ウマが合っ
　ているようだ。同じ席に岩○もいたよ。岩○は○
　根沢べったりだったからな。
　あたしのデスクトップPCWindows2000は彼の手作
　りで、既に4年経過しているがまだまだ動く気配…｡
　もっとも、インストールしてあるWindows2000は
　中国製の海賊版だということだ。
　プログラマなんぞになってもらいたくなかったん
　だが、いつのまにかHWには滅法強くなっていた。
　企業教育のおかげでしょう。

> 2人をくっつけたのは竹○だと○馬さんが吹聴する
> のには参った。

　○馬が[BS事業部]に顔を見せると、なぜか○根沢
　嬢は顔をそむけていたね。
　（目の前の席だからビンビン感じた）
　彼は20歳も年下と所帯を持ったんだってね。
　その後、別れたんだって!?
　なんでだろー。(?_?)

> それにしても、子供が出来たのにお知らせがない
> なあ。

　その奇縁をもういちど復活させましょうか？
　とにもかくにもあたしの周りにお若いさんが群れ
　るのは人徳だと言っていたお方がいたのはホント
　です。
　クマゴローの周りにもお若いさんが群れていたが､
　こっちは人徳というよりも人望だったようだ。
　最近消息が入ってこないが、どーしたんだろー？

> 昨日、ちょっと早いが小さめのタラの芽を採取し
> た。

　写真のひも状のものは何だろう？
　タラの芽を全部採ってはいけないのはご存知と思
　う。
　来年の増収を目指して少しは残しておくのですな｡
　あたしの家から百歩ばかりの公共の場所にタラの
　木が5本ばかり植わっているが、誰も採らない。
　…というより届かない。
　棘もいっぱい生えてるし…。
　あんなのは竹竿で横殴りすれば簡単に採れるのに｡
　松や庭の亭主といわれる槇の新芽もこのテで落と
　せます。