2007年10月23日火曜日

高齢の追憶(129)・獣害

あと半月もすればじゃが芋の収穫ですね。
ところが…ほとんど猿にやられた!
猿がじゃが芋を食うか知らないが、畑が荒らされ、じゃが芋は無残に倒れ、掘り起こされてしまった。
無念残念ラムネンサイダー!

最近の高麗にサルは棲息していないはずだが、西武秩父線終着駅の一つ手前に「横瀬」という田舎駅があり、どういうわけかここに特急が停車するのだ。駅から少し離れると、見渡す限りに田園が広がり、猪避けの柵は設けられていない。
農家の人に

 「猪にやられないですか?」

と聞くと、

 「ここらは、向こうの山の猿にやられるんでね」

という返事。
昨年の熊騒動も、秩父に生息していたのが食糧不足で山伝いに高麗まで移動してきたとされている。すると、猿も同じか…ということになってくる。
杉や檜林での彼らは樹の新芽を食べているというが、里のじゃが芋にまで手を出すとはね。おかげで付近の農家は戦々恐々、じゃが芋畑にネットを張り巡らした。こんなものは楽々乗り越えてしまうだろうに。

彼らの食い荒らし方は手当たり次第に掘り、半分齧ってポイ捨てする。食うならちゃんと全部食えばたちまち腹は膨れ、当方としても手の打ちようがあったのに。
食い散らすんじゃねぇっ!
他にも彼らのデタラメな移動につれ、じゃが芋の地上部がなぎ倒されるのだ。
チキショー!

で、先々日はじゃが芋の上をネットで覆い、周囲にタバコの吸殻を撒いた。これで悪さは止まったんだが、本日見ると、あらぬ場所が掘り返されていた。ははぁ…と思うところがあったね。

彼らの目的はミミズだろう。
ミミズを求めて畑を掘ったはいいが、芋が出てきたので齧ってみたけど不味かったということなのか。で、あっち掘りこっち堀して美味い芋を探しまわったんだろう。

残念でしたと言いたいが、里の友人共々がっくし。
なおじゃが芋の品種は「きたあかり」で、スーパーではとても高価でござんす。それが200Kg(の収穫予定だった)もパア。

何の防護対策も講じていない楢原ではどうしています?
初狩は鳥害だけでんすか?

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