2007年9月16日日曜日

高齢の追憶(42)・奥武蔵

> ふ~ん、飯能って山の中だと思っていたがまだ入
> り口なのですね。

 東飯能と高麗の中間から山の中。
 ここに飯能市の斉場がある。

> 吾野って、寝過ごして自転車を拝借された方で、
> こんな所にあの○谷さん?

 寝過ごして自転車ドロンパしたのはあたしで、ス
 タート駅は芦ケ久保でござんす。正丸トンネルの
 むこう側。
 ○谷さんは京大の宇宙工学系を出たお方で、数学
 はそれなりに得意。
 とくに微分方程式を解かせたらピカイチ。
 で、千葉大の講師をしていたとき、太田くんにこ
 う言った。

 「JBAという面白い会社があるよ」

 その太田くんが、日本医用システムでアルバイト
 していたとき、○阪(出目金?)がこのようにダ
 メ押ししたらしい。

 「JBAには面白い人間がいるよ」

 それを真に受けて、純真な太田くんはホントにJBA
 に来ちゃったのだ。
 それも、あたしが在籍していた医用システム部に。
 ここからT社のCTプロジェクトが動き出したのだ。
 で、太田くんは白○先生と鬼畜米英を股にかけて
 の三度笠、という物語だったのでんす。

> 74,5歳?

 ○谷さんの体格をご存知と思う。
 今は故人で、吾野の山砂利採掘場横を通る旧秩父
 街道の坂道で脳溢血を起こしたのだ。
 駅前のみやげ物店おかみに"○谷"という名前を出
 すと、即座に

 「ああ、あの先生ね」

 というくらい地元の名士になっていたようす。
 で、残された奥さんはブツブツお経を唱えながら
 吾野-飯能間の小旅行を楽しんでいる次第。
 これが「オカシイ」と云われる部分。
 子供たち?
 全員都会へ飛び出してしまいました。

 なお店のおかみに"竹○"という名前を出すと、即
 座に

 「ああ、あの独身ね。ガードの向う、右側三軒目
  だよ」

 と丁寧に教えてくれる。あたしを夜這い適格者と
 値踏みしての返事だろう。吾野の山娘なら、○根
 さんに斡旋すべぇか。
 その前に夜這いしてみるべぇか。

> こんな山奥では男は満足していても、女性は都会
> の空気を求めて?

 住めば都。
 東飯能を過ぎ、秩父線の窓から緑が見え出すとな
 ぜかホッとする。
 こういうことを小学生も作文に綴っていた。
 そして…今じゃ高麗から都心へ向かう女の子が多
 くなったな。

>>Home Editionなどはまがいものと思ってござんす。
>
> あっそう、メール打って、Web見るには充分でやん
> す。

 AVわぁ?
 あたしは、仕事で縦横1mの画像を見なくちゃなら
 んのだ。
 基板の縦横サイズがmax50cmだから、これを2倍の
 解像度で撮影すれば1mになるんだよ。
 で、○林にWinXP/Homeの中古を注文し、メモリを
 1GBに拡張してもらっているところ。
 PCメーカーとメモリメーカーの相性があるんだっ
 てね?

> もうCT,NMRでCancerの画像を解析する事無いし、
> 出てきたものを自宅で診断できないもん。

 おやおや…こんなお仕事もおやりだったので?

> メビウスの和って此処からきているのですね。
> それとも知恵の輪?

 いやー、表と裏を接続して「表裏概念」のない世
 界を創るのです。
 人間の合体は表と表,裏と裏の"接合"でんしょう。
 人体をヒネったら大怪我しますぜい。
 例えヨーガでも無理でんす。

> 雨が降り出した、明日は関東も雨。

 雨降れ。
 風吹け。
 花粉症にはあと二ヶ月、タマラン季節だわい。
 前日に奥武蔵自然遊歩道の14,320歩を歩いている
 とき、崖下から遊歩道にまで達していた杉若木の
 枝を、憎しみを込めて叩き折ったバチかな?
 若いだけあって濛々と花粉を撒き散らしたゾ。
 若いってすごいんだなー、と思った。

> 秩父で葬式があって、神奈川県の奴らは遠い遠い
> とぼやいていたっけ。

 彼らにとっては高麗も遠いからお覚悟。

> 雨に煙るヤマザクラに見入って、翌日改めて撮影
> に行ったことがある。

 汽車ポッポもなにもかも、ここが原点(霊のお導
 き)なんだ…。
 ところで、セツブンソウは地区ごとに保護されて、
 その群生場所は容易にわからない。
 秩父ならヤマトーミュージアムで観られる。
 高麗ではスーパーで交配種の黄花が売られていて、
 5芽371円。
 高いっ。
 飯能のDIY店園芸部なら200円台ですな。

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