2007年11月26日月曜日

高齢の追憶(173)・垢によせて

宮本武蔵になりたくないから、朝風呂に入った。
午後、畑の手入れに行き、土壌改良と草むしりで大
汗をかいた。
汗が目に入るとしみる(皆さんはどうです?)。
防虫ネットを被っての作業なので、そうは簡単に汗
拭いができない。

我慢。

作業が終って10cm角の鉢に背丈25cmと15cmのホウズ
キを寄せ植えにして、板橋を渡り、河原で水をくれ
てやり、土の表面にてごろな小石を敷き詰めた。
これは茎を支える役目もするのだ。
実の数は二株あわせて10個。
これならほうずき市並みだろう。
これが翌日訪問する姉帰宅へのお土産。

家に帰って顔を洗い、二の腕から先を洗い、部屋に
ひっくり返ってしばし団扇でパタパタ…。
少し汗が引いた頃、何となく丸首シャツの首元から
手を突っ込んで、胸から腹にかけてゴシゴシやって
いると出るわ出るわ、ネズミの糞状の垢がボロボロ
出て、ベルトの周囲に溜まった様子…。

椅子に座って丸首シャツの裾を外へ出して払うと…
黒いクッションの上にみごとな量の垢がバラバラと
落ちた。
しばらくみとれたね。
なんでこんな簡単にポロポロ落ちるのだろう?
汗をかいて生乾き状態になったとき、塩分が結晶す
る。
塩の結晶は六面体になっているから、研磨剤で体を
擦ったのと同じなのかな…と思った。

"あすい行くよ"の意味で、姉貴の携帯へ「亜須幾造」
という件名にて連絡入れたのだが、洒脱な件名を期
待しても無駄だった。
ユーモアを解しないやっちゃ。

 「松照代」

程度が思いつかないのかなー。

得意先の社長御曹司の招待で、7/7に平塚の七夕見物
を致すことにした。
あちらさまが、

 「ナニが食べたいですか」

と打診してきたから、当方は狐狸庵先生の言葉を借
り、

 「ホント?」
 「何でもいいの?」
 「神戸牛の牛丼が食べたい!」

と申し送った。
さすがに困ったらしい。
さぞや困っているだろうと思う頃合に、

 「7/7午前中に神戸から肉の発送を手配済み」

を連絡した。
さても筒井筒新妻"あいちゃん"の七夕料理はいかに?
狐狸庵先生のウデでも美味しかったのだから、専業
主婦が牛丼作れないというわけはないやね。
ちなみに今回は「神戸牛切り落とし700g」でござん
す。

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