2007年11月16日金曜日

高齢の追憶(162)・正規分布

 
正規分布の説明に飛躍があった。
以下、手入れし直した文と絵でござんす。
今日も暑くなるにゃ~。
ふにゃ~。
ぐにゃ~。
山さ入るべぇ。

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正規分布というのは、平均0,分散1の理想的な確率
分布曲線のことで、統計量をこのグラフにあてはめ
る(すなわち無理して調整する)と、平均0,分散1の
正規分布数表からおおよその確率を算出することが
できる。
平均が5.2Kgであるから、この数字を中央0の直下に
記入しよう。そして、その左側0.2Kgの位置に5.0Kg
の数字も書き込もう。
5.0Kg以下の不合格品になる割合(確率)は、5.0Kg位
置から左裾の面積で示される。
通常の数表ではX座標(μの値)の右裾の面積しか記載
されていないので、正規分布曲線は平均0の位置を境
にして左右対称な釣鐘形だという事実を思い出そう。

5.0Kgの対称位置は、平均5.2Kgの左側0.2Kg位置であ
るから、5.4Kg位置の右裾面積を求めればいいのであ
る。平均5.2Kgの位置から右へ0.2Kgずれた位置のμ
の値は、

平均からのズレ÷標準偏差
(すなわち0.2Kg÷0.1)

で変換され、μ=2.0が求まる。
題意の数表からμ=2.0のときの確率p=0.023を読み取
れば解答群にある2.3パーセントが求まる。

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